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コメダ、コナズ、星乃、むさしの森も…なぜみんな「コーヒー」ではなく「珈琲」? 「珈琲系」カフェチェーン隆盛の"背景"

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家

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「コーヒー」ではなく「珈琲」の文字を冠したチェーンが増えている。どんな背景があるのだろうか。写真はドトール珈琲店(筆者撮影)
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最近、筆者はチェーンカフェについて言及することが多い。喫茶店市場が飽和しているからか、各社が新しい展開を見せ始めていて面白いからだ。

その中で、ふと、気付いたことがある。「珈琲」と店名に付く店が、最近やけに多いのだ。

コメダ珈琲店、コナズ珈琲、むさしの森珈琲、星乃珈琲店、倉式珈琲店、高倉町珈琲など、「コーヒー」ではなく「珈琲」と漢字なのだ。

ただの店名表記の話でしょ……と思うかもしれない。しかし、そう侮ってはいけない。実はよく見ると、これら近年登場した「珈琲系」カフェはある共通点を持っている。そしてその共通点は喫茶店市場の変化をよく表しているのだ。

「コーヒー」から「珈琲」へ。これが意味するところを解説しよう。 

2010年代に増えた「珈琲系」カフェ

「珈琲系」が増えてきたのは、2010年代だ。

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