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26年廃線?地元が困惑する「富山地鉄」の経営問題 広がる反発、鉄路を存続するために必要なのは何か

富山地方鉄道は、立山線岩峅寺ー立山間について2026年の廃線を示唆。冬は観光客の利用が激減する(2008年、筆者撮影)
軌道線は富山環状線開業と富山駅電停設置で利用が約5割増えた。路面電車の黒字が 鉄道線の赤字を補う(2015年、筆者撮影)
北陸新幹線との接続駅である新黒部駅。宇奈月温泉駅へ向かう観光客が利用するが、 ここも廃線候補区間に(2019年、筆者撮影)
立山駅に停車する電鉄富山行きは元西武特急車。年80万人超の立山黒部アルペンルー トの観光客で立山線を利用するのは12%にとどまる(筆者撮影)
電鉄魚津駅は魚津市街に近い高架駅でエレベーターも設置された。ただ、あいの風と やま鉄道線が隣を併走して競合関係にある(2025年、筆者撮影)
富山地方鉄道は1979年に冷房付きの新車を投入するなど地方私鉄の先駆的存在だったが 、近年は設備の老朽化が進んでいる(2025年、筆者撮影)
北陸の交通事業者の雄、富山地方鉄道(以下、富山地鉄)が揺れている。同社は、2025年6月の取締役会で、…