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鬼怒川水害「二審勝訴」でも原告に笑顔ない事情

鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市三坂町北部の現場。夕闇が迫る中、ヘリコプターが救助を急いだ(写真提供:芳村圭東京大学生産技術研究所教授)
氾濫水が流れ込んだ鬼怒川左岸2カ所をめぐり、国と住民側が争った(画像:地理院タイルと国土数値情報を使用し、ごん屋が作成)
砂丘林の端に立つ高橋敏明さん。約2m低くなった土地に並ぶ太陽光発電所の向こうに残っている砂丘林が見える(撮影:河野博子)
(左)1987~1990年撮影の写真では赤線の位置に緑の砂丘林があった(右)2021年5月撮影の写真では砂丘林は消えている(二つの写真は国土地理院のウェブサイトから、ごん屋が地理院タイルを加工して赤線を書き込み、作成) 
判決を聞くため、東京高裁に向かう被災住民ら(撮影:河野博子)
利根川合流地点から21kmの三坂町の上三坂地区。水害後に整備された堤防の上で、当時の状況を説明する原告団共同代表の片倉一美さん(撮影:河野博子)
判決後、「勝訴」の旗を掲げる住民たちの表情は硬かった(撮影:河野博子)
ヘリコプターで1339人もが救助される様子をテレビで見た人も多いだろう。2015年9月10日、関東・東北豪雨…