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「バズ」は狙わない、それでもSNSで話題に――老舗化粧品「ちふれ」《若い世代にも接点を》変えるもの、変えないもの

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ちふれ
長年親しまれてきた「ちふれ」の化粧品。近年はSNSで“バズる”アイテムや若者向け商品も(写真:ちふれ)

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「ちふれ」と聞いて、手頃な価格で長年親しまれてきた化粧品ブランドを思い浮かべる人は多いだろう。特に50代、60代を中心に支持されてきた印象が強い。

そのちふれが現在、力を入れているのが、これまで接点が十分でなかった世代へのアプローチだ。若い感性を取り入れる商品開発の体制を整え、大学生との共創活動や異業種とのコラボレーションにも取り組んでいるという。

長年培ってきたブランドの価値を守りながら、次の世代にどう届けていくのか。ちふれの広報担当者に、ブランドの成り立ちから、商品開発や情報発信の変化、今後の展望までを聞いた。

「ちふれ」の名前の由来は全地婦連

ちふれの歴史は、1947年に設立された前身会社「アゼリア薬品工業株式会社」にさかのぼる。

1962年には、現在のちふれブランドの源流となる「高品質・適正価格」の化粧品を製造し、会員向けに販売した。そして、1968年には旧全国地域婦人団体連絡協議会(全地婦連)との提携によって「ちふれ化粧品」が誕生した。

「ちふれ」というブランド名も、この旧全国地域婦人団体連絡協議会の「地婦連」から生まれたものだという。

全地婦連で初代会長や参議院議員を務めた故・山高しげりさん直筆の文字をロゴに使っている(写真:ちふれ)
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