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都心に残る「超一等空き地」を追う連載の2回目。舞台は前回と同じ、新宿駅から600メートルほど離れた場所にある旧千駄ヶ谷住宅跡地(渋谷区)だ。第1回では、現地のレポートと、公表資料から整理した約9500m²の国有地が使われないままになっている経緯を紹介した。
新宿駅徒歩数分の超一等地でありながら、空き地のまま……現地を歩くと、自転車やバイク等のゴミが不法投棄されたり、道端にネズミの死骸が転がっていたり、動物の糞便らしきものが確認できるなど、きちんと管理されているとは言い難い状況だった。2015年に、ここにあった公務員宿舎が廃止されてから、10年以上が経過しているのになぜ有効活用されていないのか。
2回目となる今回は、この土地を取得しようとした渋谷区に話を聞いてみた。相手は、これまでに100以上の政策提案を行っているという渋谷区議会議員の橋本ゆき氏。
区はなぜ、この土地を求めたのかを聞くと、土地不足に悩む渋谷区の現状が見えてきた。
5回の見積もり合わせでも折り合わず
橋本氏が区議になったのは2019年のこと。取得交渉が行われた当時の事情を直接知っているわけではないとした上で、議事録や資料を調べて把握した経緯を説明してくれた。


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