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キャリア・教育 #その仕事、人間にしかできません —AI時代に光る、五感と経験のプロたち

温泉地の「情緒」を香りに!? 半年かけて最大100種類の香料を組み合わせる"入浴剤の調香師"、その知られざる仕事に密着

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お湯に溶かした香りを評価する佐々木さん
入浴剤の“調香師”に密着、AIでは代替できない「人間ならではの仕事」とは?(写真:筆者撮影)

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AIやロボット技術が進化し、さまざまな仕事が自動化されていく時代。それでも、人間にしかできない仕事があるのではないでしょうか。たとえば香りや味、音、触感、装着感など、五感や身体感覚を頼りにする仕事。正解が一つではなく、経験に裏打ちされた判断が求められる仕事。データから最適解を導き出せても、最後は人の感覚で微調整する仕事――。
今回から始まる新連載「その仕事、人間にしかできません —AI時代に光る、五感と経験のプロたち」では、ちょっぴりニッチ、でも奥深い仕事の現場を訪ね、その道のプロたちにインタビュー。AI時代だからこそ見えてくる、「人間が働くこと」の価値を、ライターの井上マサキさんが探っていきます。

1日の疲れを癒やす入浴タイム。湯船に入浴剤を入れ、柚子やラベンダーなどの香りに包まれながらリラックスする人も多いだろう。その「香り」はいったい誰が、どのようにして作り上げているのだろうか。

五感のひとつである「嗅覚」を駆使する仕事こそ、「AIに奪われない仕事」ではないか。10年以上にわたり、「バスクリン」「きき湯」などの入浴剤で調香を手がけてきた、アース製薬株式会社の佐々木大輔さんに話を聞いた。

連載「その仕事、人間にしかできません」一覧はこちら

入浴剤の香りは「最大100種類」の香料でできている

訪れたのは、アース製薬のつくば研究所。その外壁には「BATHCLIN」の文字が見える。

アース製薬株式会社 つくば研究所(写真:筆者撮影)

もともとは株式会社バスクリンの研究所として、「バスクリン」「きき湯」「日本の名湯」といった入浴剤が開発されてきた場所だ。2026年1月、バスクリンは親会社のアース製薬と経営統合した。統合後も、製品ブランドはアース製薬が引き続き展開している。

【写真を見る】温泉地の「情緒」を香りに!? 半年かけて最大100種類の香料を組み合わせる"入浴剤の調香師"、その知られざる仕事に密着(11枚)
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