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AIが作った香りは「100点満点中60点」
「興味本位で、生成AIに『こういう香りを作ってみて』と指示してみたことがあるんです。そうしたら、ちゃんと香料のレシピが出てきたんですよ。驚きましたね」
そう話すのは、アース製薬株式会社の佐々木大輔さん。10年以上にわたり、「バスクリン」「きき湯」などの入浴剤で調香を手がけてきた人物だ。
入浴剤の香りは、30から50種類、多いものでは100種類ほどの香り成分を組み合わせて作られている。その「レシピ」を開発するのが佐々木さんの仕事だ。配合した香りは、実際に湯船に溶かし、入浴時にどう香るかも確かめる。完成まで50回以上の微調整が必要な、「完全にアナログな仕事」だという。
そのレシピが、AIに頼むと一瞬で出てきた。試しに、AIの言うとおりに配合してみる。
「確かに、指示した内容の香りはするんです。決して外しているわけではない。ただ、出来としてはそこそこですね。100点満点でいったら60点ぐらい」


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