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「なんとなく調子が悪い」「原因がはっきりしない不調が続いている」――。その症状、もしかすると自分では気づいていない「かくれアレルギー」が関係しているかもしれません。近年では、大人になってから初めて食物アレルギーなどを発症するケースも珍しくなく、中高年では症状が重く現れることもあります。
一方で、アレルギーは原因の特定が難しく、検査で陽性になったからといって、それが必ずしも症状の原因とは限りません。
アレルギーはなぜ起こり、どう調べ、どう向き合えばよいのでしょうか。将来の発症リスクを減らすために、日常生活でできることはあるのでしょうか。アレルギー専門医の鈴木慎太郎氏が、アレルギーの仕組みから検査・診断、日常生活でできる対策までを解説する『
その不調、「かくれアレルギー」が原因かも』から一部を抜粋・編集してご紹介します。
増えているアレルギーによる不調
近年、アレルギーによる不調は、世界的に増えているといわれています。
日本でも、アレルギー性鼻炎や花粉症、食物アレルギー、重いアレルギー反応であるアナフィラキシーなどが、この数十年で増えてきました。その背景には、生活環境の変化や、食生活の変化にともなう腸内環境の乱れ、大気中の微粒子(PM2.5など)への曝露(アレルゲンにさらされること)など、さまざまな要因が関係していると考えられています。
現在では、日本人の約2人に1人が何らかのアレルギーに関わる症状を持っているともいわれており、アレルギーはもはや、誰にとっても身近なものになっています。
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