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甲殻類や小麦で突然発症、放置で命に関わることも 始まりは「なんとなく不調」…増えている大人の"かくれアレルギー"

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首を掻きむしる人物
「大人になってから発症するアレルギー」が増えている(写真:shimi/PIXTA)
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こうしたアレルギーの増加とともに、「大人になってから発症するアレルギー」も目立つようになってきました。

多くのアレルギー疾患は、子どもの頃に発症する場合と、大人になってから発症する場合の大きく2つに分けられます。

例えば食物アレルギーは、かつては子どもの病気と考えられていましたが、近年では成人してから発症するケースも珍しくなく、全体の約半数を占めるともいわれています。特に、甲殻類や小麦、果物などは大人になってから初めて症状が出ることがあります。

また、近年注目されている“おなかの症状”を主体としたアレルギー関連疾患である好酸球性消化管疾患は、全年代で以前と比べて増えています。

好酸球性消化管疾患のうち好酸球性食道炎は、中高年の男性に多いことが知られています。そして、消化管に症状が現れるタイプの食物アレルギーは、成人人口の6%ほど存在すると報告されています。

こうした背景には、加齢にともなう体の変化があります。

年齢を重ねると免疫の働きは単に弱くなるだけでなく、炎症の調節がうまくいかなくなります。また、長年使ってきた消化管などの臓器は、飲食物や薬の影響、感染などによって粘膜のバリア機能が低下しやすくなります。

その結果、これまで問題なかったものに対しても体が過敏に反応し、アレルギー症状が現れたり、長引いたり、重くなったりする可能性があるのです。

中高年はアナフィラキシーが重症化

アレルギーは、年齢によってその現れ方や重さは大きく変わります。特に中高年では、見過ごせないリスクが潜んでいます。食物アレルギーや薬剤アレルギー、ハチなどの昆虫毒によるアレルギーでは、ときに全身に強い症状が現れることがあります。

これを「アナフィラキシー」といいます。

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