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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

予算450万なのに「キッチンだけで300万」…「普通の70㎡3LDK→おしゃれ1LDK」大胆変身の"不可能リノベ"叶えた見直しの極意

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リノベ後のキッチン
予算内でリノベーションをおこなうのに一番頭を悩ませたのがキッチンだったという(写真:TSUNさん提供)

INDEX

リノベーションを通じ、住まいと人生を再定義した人たちに話を聞く本連載。今回は、40代半ばで中古マンションを購入し、450万円という限られた予算のなかで自分たちの暮らしに合う住まいへとつくり変えた、YouTubeチャンネル「uchilog(ウチログ)」運営者のTSUNさん(50代)に話を聞きました。
前編では、リノベーション費用が当初の想定より大幅に減るなか、なにを優先し、なにを削るかを考えながら、希望する住まいを実現するまでの過程を聞きました。後編では、完成から10年以上が経った今、実際の住み心地や長く暮らしてわかったこと、さらにリノベーションの経験が思いがけず仕事につながっていった経緯をひもときます。

300万円のキッチンを、約100万円コストカット

前編で詳しく書いた通り、TSUNさんは約70m²の中古マンションを購入し、予算約450万円でリノベーションをおこなった。

「400万円台でどこまで希望をかなえられるのか」と不安を抱えていたTSUNさんは、自分たちがどんな家にしたいのかを「リノベーションの要望書」にまとめ、建築士と希望をすり合わせていった。結果、「どうしても譲れない部分はすべてかなったので満足です」と振り返る。

とはいえ限られた予算内でリノベーションをおこなうには、否応なしにコストの問題が立ちはだかる。「一番難儀だった」と語るほど頭を悩ませたのが、キッチンだった。

キッチンBefore。対面式でカウンターが付いており、大きく壁に囲まれていた(写真:TSUNさん提供)
キッチンAfter。明るさを確保するために壁はすべて取り払い、対面だったキッチンを壁付けへ変更(写真:TSUNさん提供)

ショールームで希望する設備を入れて見積もりを出してもらうと、メーカー定価で約300万円になった。一方、リノベーション全体の見積もりでキッチンに充てられていたのは約130万円。施工会社を通すとメーカー定価から35%引きで購入できるため、130万円程度に収めるには、定価を約200万円まで下げる必要があった。

つまり、最初の見積もりから約100万円分、仕様を見直さなければならなかったのだ。しかし単純に安いシリーズに替えればいい、という話でもなかったという。

【写真を見る】予算450万なのに「キッチンだけで300万」…「普通の70㎡3LDK→おしゃれ1LDK」大胆変身の"不可能リノベ"叶えた見直しの極意(44枚)
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