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ライフ #リノベな人生〜住まいと生き方を創り直した人たち〜

予算450万なのに「キッチンだけで300万」…「普通の70㎡3LDK→おしゃれ1LDK」大胆変身の"不可能リノベ"叶えた見直しの極意

12分で読める
リノベ後のキッチン
予算内でリノベーションをおこなうのに一番頭を悩ませたのがキッチンだったという(写真:TSUNさん提供)
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家についても、その感覚と同じだったという。住みやすくなったことで、それまで当たり前だと思って受け入れていた小さな不満に気づいた。

賃貸時代は、間取りが暮らしに合わなくても「こういうもの」と受け入れていた。玄関やリビングの狭さ、収納の使いにくさなど、ひとつひとつは小さなことでも毎日繰り返せばストレスになる。

リノベーションでは、そうした不満をできるだけ取り除いた。さらに住みはじめてからも、家具や収納を見直しながら使いやすい形に整えていった。完成後の最初の1年は、「とにかく家のことばかり考えていた」そうだ。

「家は一日のなかで一番長く過ごす場所ですからね。リノベーション前の家と今の家を比べたら、イライラが減ってる分、幸せだなって思います」

室内窓を3つ設置。上部を開閉タイプにしたことで、こもりがちなクローゼットの通気にもひと役買った(写真:TSUNさん提供)

キッチンから寝室へ。回遊できる間取りにしてよかったこと

前編で触れた通り、キッチンを壁付けに変えたことで、キッチンから寝室へ直接抜けられる回遊動線が生まれた。実際に10年以上暮らしてきた今も、この回遊できる間取りは気に入っているという。

間取りのBefore(上)& After(下)。ピンク、黄色、青の部分を大きく変更した(写真:TSUNさん提供)

普段の移動がしやすいのはもちろんだが、意外なところで助けられたこともあった。大型の冷蔵庫を搬入したときのこと。通常のルートでは、廊下からドアへ直角に曲がるところが狭く、そのままでは通すのが難しかった。

「ドアを外さないと無理かなというくらいギリギリだったんです。でも玄関から寝室を通って大きく回るルートがあったので、すんなり搬入できました。回遊できなかったら入らなかったかもしれません」

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