有料会員登録
ライフ

中村ゆりさん(44)直腸がんで永眠…"がんを克服した人たち"が知っておきたい「二次がん」のリスクと防ぎ方【医師が解説】

9分で読める
中村ゆりさん
2025年10月「終幕のロンド」制作発表のときの中村さん(写真:東京スポーツ/アフロ)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長

INDEX

俳優の中村ゆりさんが9月1日、直腸がんのため44歳で亡くなりました。

所属事務所が9月14日に公表した経緯によれば、中村さんは13年前にもがんを患い、当時は病名を明かさないまま治療を受けて寛解されていたといいます。そして2025年1月に再びがんが見つかり、手術は成功したものの転移が判明しました。

今年7月に腸閉塞を発症してドラマを降板、8月に余命わずかと告げられていました。

事務所が伝えた中村さんの永眠(アルファエージェンシーのホームページより)

あまりに早すぎる死に、まずは心からの哀悼を捧げます。そのうえで、内科医として申し上げたいのは、この経過が皆さんにとって「他人事ではない」という点です。

転移・再発と二次がんは別もの

一度がんを克服した人でも、そのあとに再びがんが見つかることがあります。このとき考えられるのは、最初のがん細胞が生き延びて再び増え出した「再発・転移」、もう1つは、最初のがんとは無関係に、別の細胞から発生した「2回目のがん(以下、二次がん)」です。

念のため申し添えますと、中村さんについてはいくつかの報道では「再発」と表現していますが、彼女の初発がんの病名は公表されていません。したがって、医学的にどちらであったのかを本稿が断定することはいたしません。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数