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「半自動化」から入ってサイクルをつくる
AI活用でつまずく最大の原因は、品質への不安です。「AIチャットは普段から使っていて、PowerPointの叩き台も作らせた。それっぽいものは出てくるけれど、中身がスカスカなんだよね」という感想を、筆者はレクチャーのたびに聞きます。仕事で人間に求められる品質を100点とすると、AIの成果物は60点くらい、という体感の方が多いのではないでしょうか。
この体感自体は間違っていません。顧客に出す提案書、社外メール、公開記事のようにアウトプットに近いものをポンと出させると、薄さや違和感が目立ちます。世の中の「AIの文章は量産品っぽい」という印象は、だいたいこの使い方から来ています。
だからといって、AIを仕事に使わないのはもったいない話です。ポイントは、最後の仕上げと確定操作だけを人間が自分で行い、そこへ至るまでの工程を丸ごとAIエージェントに任せることです。素材集め、論点整理、下書き、比較表の作成、入力候補、差分チェック、抜け漏れ確認。成果物の前後にあるこうした途中工程こそ、AIエージェントの得意分野です。


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