有料会員登録
キャリア・教育

そりゃ成果物に差が出るわ…「AIの資料は中身がスカスカと嘆く人」と「一発で80点の品質で返ってくる人」の"決定的な違い"

10分で読める
AI任せの資料は内容の薄さや違和感が目立ちませんか?(写真:mapo/PIXTA)
  • 御田 稔 KDDIアジャイル開発センター株式会社 テックエバンジェリスト/KDDI株式会社 シニアエキスパート
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES

形式にHTMLを指定しているのは、人間が繰り返し眺める資料だからです。AIとやり取りする作業メモならマークダウンで十分ですが、ブラウザーで開いたHTMLは見出しや表や色で整理されて表示されるので、じっくり参照する資料としては格段に見やすくなります。

次の工程へ進む前に、事実の間違いや古い情報が混ざっていないかだけは、ここで確かめておきましょう。この先の工程は、すべてこの1枚を土台に進みます。

複数の情報源を見比べて条件に合うものを探す仕事は、日常業務のあちこちに潜んでいます。相見積もりの比較や複数拠点の在庫確認、候補者リストと募集条件の突き合わせにも、同じ頼み方がそのまま使えます。

スライドは構成案から作る

まとめができると、「このままスライドも作って」と言いたくなります。ここで一呼吸おいてください。完成品を一発で出させると、それっぽいけれど薄いものが返ってきがちです。

先に頼むべきは骨子、つまりスライドの構成案です。

このまとめをもとに、5枚のスライド構成案を考えて。
各スライドのタイトルと、そこで言いたいことを箇条書きで2〜3点ずつ書いて。

構成案なら、読むのに時間はかかりません。そして構成の段階なら、方向の修正も一瞬で済みます。ページを作り込んでから「構成がおかしい」と気づくと、手戻りがいちばん大きくなります。骨子を先に固めてから作り込む、という順番は、スライドに限らずAIとの文書作成すべてに通じます。

端から仕上げず、全体を粗く一通り作る

作り込みの段階にも、順番のコツがあります。人間が手作業で資料や文書を作るときは、頭から順に仕上げていくケースが多いでしょう。1ページ目を仕上げてから2ページ目へ、最初の章を書き切ってから次の章へと、部分ごとに完成度を積み上げていき、全体がそろうのは最後になります。

Claude Codeに任せるときは、この順番を逆にします。まず全体を粗く一気に作らせて、荒いドラフトを先に用意するのです。そこから全体を何周もしながら、1周ごとに完成度を底上げしていきます。1周目は骨組みだけ、2周目で内容の肉付け、3周目で表現やディテール、というように、成果物全体が薄い状態から濃い状態へ、螺旋を描くように仕上がっていきます。

5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数