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東京・鶯谷のラブホテル街。その一角に、名だたる著名人が足を運ぶ会員制の老舗スナックがある。1979年のオープンから、47年。北野武、長嶋茂雄、アントニオ猪木、中村勘三郎(十八代目)、日本銀行の元総裁などの大物から、国民的アイドルグループのメンバー、超人気漫画家、世界的なDJまで世代を超えたビッグネームたちが夜な夜な訪ねてきた。
鶯谷の異世界スナック
そのスナックの名は、「よーかんちゃん」。「宮内庁御用無」と掲げた扉をくぐると、そこには見たことのない景色が広がっている。店内には数えきれないほどのおもちゃやレトロな小物が煌びやかな電飾とともに飾られて、まるで異世界に紛れ込んだようだ。
「いらっしゃい」と迎えてくれたのは、ど派手なスーツに蝶ネクタイ、ヘアバンド、七色に光るブローチを身にまとったオーナー、宮田羊かんさん。御年87歳にして、月曜から金曜の週5日、18時から24時まで店に立つ。つい先日まで、日曜のみ定休の週6日営業だったというから驚く。
「よーかんちゃん」のなにが、著名人を惹きつけるのか? 47年間、その場を作ってきた羊かんさんとは何者なのか? 自身も発光する生粋のエンターテイナーは、こう語る。
「この商売、生まれ変わってもやりたいと思ってる」


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