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100%電気で走るBEV(バッテリーEV)が普及しつつあるなか、キャンピングカーにもBEV化の波が押し寄せている。そんななか注目したいのが、韓国・キア(Kia)のミニバン&商用バン「PV5」だ。2026年に日本へ上陸したばかりのこの新型EVをベースにしたキャンピングカー5タイプが、国内の有力メーカー4社から相次いで登場した。
手がけたのは、ダイレクトカーズ、トイファクトリー、ホワイトハウス、LACホールディングス。いずれもPV5の国内正規ディーラーとして新車販売を行う一方、オリジナルのキャンピングカーや関連商品も開発している。7月11~12日に東京ビッグサイトで開催された「東京キャンピングカーショー2026」では、各社の新作が一堂に展示され、国内ではまだ珍しいEVキャンピングカーとして来場者の注目を集めていた。
なぜ今、キャンピングカーのベース車としてPV5が選ばれているのか。今回展示された5台を実際に取材し、それぞれの特徴を紹介するとともに、BEVならではのメリットや課題、そしてキャンピングカー業界がPV5に寄せる期待を探った。
キャンピングカーのベースになっているキア「PV5」とは
PV5は、キアが新たに展開する次世代EVシリーズ「PBV(Platform Beyond Vehicle)」に属するモデル。専用プラットフォームをベースに、用途に応じて自由にカスタマイズできる新しいモビリティとして世界的に注目を集めている。日本では、26年に上陸を果たしたばかりで、販売はキアPBVジャパンが担当する。
ラインナップには、5人乗り乗用ミニバンの「PV5パッセンジャー」、2人乗り商用バンの「PV5カーゴ」といった2タイプを用意。ボディサイズは、どちらも全長4695mm×全幅1895mm×全高1925mmで、国産のミニバンや商用バンに近いサイズ感だ。また、PV5カーゴには、4.4立方メートル(長さ2255mm×幅1450mm×高さ1520mm)の広い荷室も備える。


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