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「また値上げか…」首都高が10月から上限2130円へ!50円から始まった通行料の変遷といま

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10月1日より首都高速道路の通行料が改定される(写真は浜崎橋JCT付近、筆者撮影)
10月1日より首都高速道路の通行料が改定される(写真は浜崎橋JCT付近、筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授

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10月より行われる首都高の値上げでは、1kmあたりの通行料が29.5円(普通車、以下料金は普通車の金額)から約32.5円へと約3円引き上げられる。

これに伴い、下限料金は300円と据え置かれるが、上限は1950円から2130円へと、およそ9%の値上げとなる。なお、特別措置として、中型車から特大車までは値上げの時期が来年7月となっている。

料金改定を大きく知らせるページ(首都高速道路ホームページより)

値上げの理由として、首都高速道路株式会社は「急激な労務費・材料費の高騰」を第一に挙げている。直近10年で維持管理コストが1.4倍に上がっているが、増加分のほぼ半分が労務費・材料費とのことだ。そのほか、老朽化対策及び災害リスクへの対応の経費の増加も理由であると説明する。

ここ数年、さまざまなモノが値上がりしているので、この説明ももっともだと思われるし、老朽化と災害対策も待ったなしだというのも理解できる。

一方で、2011年までは東京線の均一料金が700円だったことを思うと、わずか15年で最高料金が3倍にまでなっているのは、かなりのインパクトだ(ただし、神奈川線~東京線~埼玉線と乗り継げば1800円だったので、あくまで最高料金だけの比較ではある)。

ちなみに首都高速道路の今年3月期の決算を見ると、高速道路事業は15億円のマイナスである一方、駐車場事業などの関連事業の利益が16億円で、道路本体の赤字を関連事業で補っている構図となっている。

50円から始まった首都高の通行料

ここであらためて首都高の通行料金の変遷をざっと振り返ってみよう。

首都高の最初の区間、「京橋~芝浦」間が暫定開業した1962年当時の通行料はわずか50円であった。翌年の本開業で料金は100円となり、さらにその翌年、つまり1回目の東京五輪が開催された1964年には150円となっている。この時もわずか2年で3倍になっているのだ。

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