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2026年7月30日、日本のJOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)がカナダのナミビア・クリティカル・メタルズ社と進めてきたナミビア・ロフダルにおけるレアアース開発に豊田通商が参画し、TJ Namibia Rare Earths株式会社を設立することが明らかにされた。JOGMECは、同社へ最大で約54.6億円の出資をするという。
レアアース生産時の外部不経済はトリウムだ。つまりレアアース生産時に生じるトリウムは、処理・管理を必要とする廃棄物だった。自動車の外部不経済は排気ガスだ。セグメント別に見れば世界の二酸化炭素排出量の約17%を道路交通部門が占める。その内部化には排出量の低減が挙げられる。
EV、ハイブリッド車に豊田通商はどう取り組んできたか
排出量をゼロとする方法の一つに電気自動車(EV)がある。歴史的にみればEVはガソリン自動車よりも早く実用化・販売が始まった。EVとガソリン自動車の両駆動機構を統合したハイブリッド車は排出量をゼロとはしないものの、排出の低減には資する。
EVやハイブリッド車に不可欠なのは電気モーターだ。このモーターには磁石が使用される。磁石の磁力を強化する、磁石を小型化する、磁石の耐熱性を高めるなど、モーターの性能向上に重要な役割を果たしているのがレアアースだ。
外部不経済の内部化に取り組んできた自動車産業に深く関わる豊田通商は、レアアース生産時の外部不経済であるトリウムの内部化にはどう向き合っているのだろうか。
温暖化対策としての温室効果ガスの排出削減には、発電部門での対応が求められる。世界の同部門からの二酸化炭素(CO2)の排出量は約4割を占め、最も大きな割合だ。
自動車の電化が進むということは、換言すれば、輸送部門で消費していたエネルギーの一部が発電部門へと移るということだ。自動車の電化やハイブリッド化にあたっては、発電部門のCO2排出削減の対策を講じなければならない。
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