ヤマハ発動機(以下、ヤマハ)が開発した自動車用の「パフォーマンスダンパー」。ダンパーというとサスペンションシステムのひとつのように思うかもしれないが、これは車体に装着し、走行中の車体の変形や不快なノイズ・振動を効果的に吸収するものだ。
自動車メーカー向けでは2001年のトヨタ「クラウン アスリートVX」を皮切りに、トヨタ/レクサス、トヨタ車体、ホンダ、日産、三菱、日産、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NISMO)、スバルテクニカインターナショナル(STI)などで、新車装着やオプション用品として採用されている。
直近では、26年の三菱「トライトン」が商品改良で導入しており、走りの違いについてレポートした。
ただし、トライトンの改良前と改良後の試乗体験には半年以上の間が空いており、ダイレクトな比較試乗とは言えない。
そこで、今回は筆者が所有する車両に装着するためにパフォーマンスダンパーを購入し、取り付け作業を含めたビフォー・アフターの体感をご紹介したい。
ハイエースのキャンパーに装着
対象の車両は、筆者が所有している「ハイエース キャンパーアルトピアーノ(2WD・ディーゼル)」だ。
同モデルは、神奈川県内の大手トヨタ販売店であるトヨタモビリティ神奈川(神奈川トヨタ自動車)が独自開発している「キャンパー」シリーズのひとつ。
トヨタの正規販売店であるため、トヨタ新車保証の範囲で手軽に楽しめるキャンピングカーとして人気のシリーズで、ハイエースのほか、「タウンエース」ベースの「キャンパー アルトピアーノ」と軽自動車ベースの「キャンパー アルトピアーノ ミニ」などがラインナップされている。
パフォーマンスダンパーに関しては、アフターマーケットパーツとしてヤマハが5社・17ブランドを通じて販売しているが、このうち対象車種数が多いのがトヨタモビリティ神奈川のブランド「DTEC」だ。
正式には、チューニング事業会社のCOXと連携するカタチで、商品名称は「COXボディダンパーSetting by DTEC」という。そのうえで、この先の説明でも製造元がヤマハであることを踏まえ、パフォーマンスダンパーと呼ぶ。


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