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「できない」と連呼したら頬にバッテンも…84歳"キャンディ先生"がアート教室で58年教えてきた「自分らしい生き方」

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浅葉和子 アサバアートスクエア
横浜市の「アサバアートスクエア」で教える浅葉和子さん(撮影:森本絢)

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「最初の生徒はもう還暦を過ぎてるの。びっくりしちゃう」

横浜市金沢区にある「アサバアートスクエア」の子どもデザイン教室には、小学生を中心に、連日多くの子どもたちが集う。幼い子は4〜5歳から、中高生や20代になっても通ってくる人がいる。

静かな住宅街にふと現れる、アサバアートスクエア外観(撮影:森本絢)

教室を始めるきっかけになったのは、最初の生徒になった「豊くん」がやって来たこと。母親に手を引かれて来た彼は、1968年当時5歳だった。冒頭の言葉は、彼を話題にした時、当時を懐かしんだ浅葉和子さんから出た発言だ。

創業から58年。卒業生は2000名を超え、自分の子どもを通わせる元生徒も少なくない。

「できないと言わないこと」がルール

教室では、子どもたちの自主性を何よりも大切にしている。たとえカッターのような刃物であっても、道具の使い方とリスクをきちんと教えることで、子どもたちが自らできることを増やせるよう見守る。

お友達に意地悪をせず、道具を大切にし、片づけまで自分たちで行うことを促すほか、「できないと言わないこと」をルールとしている。

自然素材でドリームキャッチャー作り(写真:アサバアートスクエア提供)

「習慣的に言ってしまう子が多いんですが、『できない』と言葉にしてしまったら、神さまができない状態を叶えてしまうでしょう。自分で結論を出しちゃダメ。できると信じること。本当にできると思えたら、もう8割は叶ってるも同然だから」

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