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2025年、紙巻きたばこの利用者を加熱式が初めて上回った。日本の喫煙者のうち、今や半数以上が加熱式たばこを利用している。
そんな加熱式たばこの販売本数で、7割近いシェアを誇るのが米フィリップ モリス インターナショナル(PMI)の「IQOS(アイコス)」だ。競合のJTが「Ploom(プルーム)」で、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)が「glo(グロー)」で追撃をかけるが、アイコスは圧倒的な強さを維持している。
ただ、日本では加熱式たばこへの逆風が吹き荒れる。2026年10月からは、紙巻きと加熱式の課税方式を統一し、加熱式たばこは実質増税となる。これにより、店頭で加熱式たばこの価格は紙巻きと縮まるか、商品によっては紙巻きよりも高くなるケースもあり、加熱式の価格優位性が失われる。
世界のアイコスユーザー約3500万人のうち、約1000万人を抱える日本を「最重要市場」と位置づけるPMIは、この逆境をどう乗り越えるのか。ヤツェック・オルザックCEOを直撃すると、「競合の存在は歓迎すべき」「日本の増税は一時的な逆風だが、政府の税制アプローチには課題がある」と、王者ならではの自信と日本市場への率直な本音が見えてきた。
――加熱式たばこの日本市場では「アイコス」が圧倒的なポジションで市場をリードしています。ただ、日本企業であるJTが「プルーム」に多額の投資を行い、猛追しています。
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