有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ライフ

だから客単価1000円でもしっかり儲かる…「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」の会社が始動「もっちりうどん店」の巧みな設計

11分で読める
肉讃岐 もっちりうどん源次郎
うどん「4玉まで同一価格」「1000円でお腹いっぱい」の背景にある戦略とは(写真:筆者撮影)

INDEX

うどんは4玉まで同一価格。それでいて、客単価は1000円。

「焼肉きんぐ」などを運営する物語コーポレーションが、2026年5月に開業した新業態「肉讃岐 もっちりうどん源次郎」(以下、源次郎)は、一見採算をとるのが難しそうな価格を設定している。

しかも、源次郎はセルフ式のうどんチェーンではない。スタッフが注文を取り、出来上がりを席に運ぶフルサービスの店でありながら、想定客単価をセルフ式と同程度の1000円に抑えているのだ。

物価高が続く中、あえて「4玉まで同一価格」を打ち出した理由や、客単価を1000円に設定した狙いとは。外食業界で40年以上にわたり、業態開発や商品開発に携わってきた同社の執行役員 業態開発・マーケティング担当の廣瀬雅孝さんに話を伺った。

フルサービスのうどん市場に参入余地あり

「焼肉きんぐ」や「丸源ラーメン」など、多様な外食ブランドを展開する物語コーポレーションがうどん市場に乗り出した。

肉讃岐 もっちりうどん源次郎の外観(画像:物語コーポレーション提供)
【写真を見る】だから客単価1000円でもしっかり儲かる…「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」の会社が始動「もっちりうどん店」の巧みな設計(11枚)

うどん市場というと、筆者はすでに複数のチェーン店がひしめいているイメージを思い浮かべた。新たな企業が入り込む余地など残されていないのでは?と思ったが、同社の見解は違った。

ニュースリリースによると、うどん市場は約2000億円規模のセルフサービス業態と、約5900億円規模のフルサービス業態で構成されている。そのうちセルフ市場は、全国展開する上位2ブランドがシェアの約9割を占めていると廣瀬さんは語る。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数