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日本が再成長するために必要な真の戦略とは何か、それは結局、小中学校の教育を変えることだ

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日本が強くなるために本当に必要なこととは何か。その1つは小中学校の教育にある(写真:ペイレスイメージズ1(モデル)/PIXTA)
  • 小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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私事で恐縮だが、現在、私はビジネススクール(慶應義塾大学大学院経営管理研究科)学生の「修学旅行引率」でマレーシアに来ている。

「アジアビジネスを牽引するリーダーを育成せよ」という考えのもとに、北東アジア3カ国(日本・中国・韓国)の3つのビジネススクール(慶應義塾大学、清華大学、延世大学)が提携、共同で授業や研究を行っている。

アジアビジネスの中でテーマを決めて(2012年の第1回は日本の食文化ビジネス、アベノミクスのインバウンド政策が始まる前だったから、学生たちには極めて新鮮だった)、その年のホスト国が準備した企業(6社前後)を訪問し、学生・教員たちが、企業経営者とディスカッションを行い、その企業や産業の課題などについて、アジアおよび世界の視点から考えるというものだ。

これからは小中学生に「ビジネススクール方式での修学旅行」を

今年は、中国の清華大学がホストだったが、某国首脳発言から実現が困難になり、マレーシアでの第三国開催ということとなった。結果的にマレーシアの企業を深く観察することができ、大変有意義なものになりつつある。

これを修学旅行と呼んでいるのは私だけだが、考えてみると、義務教育における修学旅行の廃止をこれまで主張してきたが、われわれのビジネススクールのような形で行うのであれば、とても有意義になると思うから、新しい形を提案したい。

例えば、東京の三鷹市と秋田県の横手市が修学旅行で姉妹関係を結び(現在そうした関係はない)、それぞれの市立小学校、中学校の生徒がお互いの市を訪問し、相手の体育館でキャンプを行い、防災体験(避難所体験)生活を送りながら、地元の生徒のリードで、地元の産業、企業、農家などを訪問し、その地域のイシュー(問題や課題など)を議論する、というものだ。

やり方についても、今年は三鷹市が横手市に行き、来年は逆でもいいし、夏に横手市に行き、秋に三鷹市に来るのでも、どういう形でもいいのだが、相互訪問をする(似たようなことをすでにやっている自治体もあるかもしれない)。

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