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アメリカ発のニュースは日々途切れることがない。イランとの交渉あり、NYダウ(工業株30種平均)の最高値更新あり、ワールドカップ情報あり、そして建国250周年である。加えて連日のように、ドナルド・トランプ大統領が硬軟取り混ぜた話題を提供してくれる。
民主党が立てるべき候補者は中道派か進歩派か、カギ握るミシガン州
そんな中で、日本国内ではスカッと盲点になっているのが、現在進行中の予備選挙に関する報道である。毎週火曜日になるとどこかの州で予備選挙が行われて、その都度、内政上の重要メッセージが発せられている。この辺の動きを見ずして、「秋の中間選挙(11月3日)はどうなるんだ?」などと言っている図は、なんとも間の抜けた話と言わざるをえない。
6月23日にはニューヨーク州で予備選挙が行われた。昨年秋、34歳の若さでニューヨーク市長に当選したゾーラン・マムダニ氏は、予備選で3人の民主党候補者に対する支持表明を行った。結果は3人全員が勝利。なおかつ2人の現職下院議員を敗退に追い込んだのだから、民主党内における「進歩派(プログレッシブ)」の勢いは強烈なのである。
とはいえ、これがアメリカ全国レベルの現象になるかといえばそこは怪しい。そこで選挙ウォッチャーたちの次なる注目は、8月4日に予定されているミシガン州予備選挙である。上院議員選挙において、共和党側はマイク・ロジャース候補でほぼ内定した。
一方の民主党側は、順当なら中道派のヘイリー・スティーブンス下院議員の擁立となるところだが、進歩派のアウトサイダーであるアブドゥル・エル=サイード氏が、バーニー・サンダース上院議員の後押しを得て挑戦している。名うての激戦州・ミシガンにおいて、民主党が立てるべき候補者は中道派か進歩派か。中間選挙のみならず、2028年の大統領選挙にも影響する予備選となるだろう。

