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不登校、目指すべきは学校復帰よりも社会復帰? 「みんな同じは無理」限界を悟った元教員が運営するフリースクールの日常

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子どもたちが工作、修学旅行での記念撮影、いちごタルトをつくったときの様子
不登校の子どもたちの受け皿となるフリースクールでは、どんな日常を送っているのか(写真:寺子屋TANQ)
  • 佐藤 智 ライター・教育コラムニスト

INDEX

長野県のフリースクール、寺子屋TANQ。自己決定し、答えのない問いを持ち続けていくことを重視している。不登校の子どもたちは何を学び、育っているのか。

不登校の子どもたちが「社会」に戻るために

「子どもを学校に戻すことがゴールではない。しかし、いつか社会には戻っていかなければいけません」

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そう語るのは、長野県長野市でフリースクール寺子屋TANQ(タンキュー)を運営する市川寛さんだ。ここには、小学校1年生から中学校3年生までの10人程が通う。

不登校の子どもたちと接する中で、「遠くを見据えながら、今の子どもたちが何を心から求めているのかをじっくり聞くことが求められる」と考えるようになった。

市川さんは公立校で13年、私立校で13年8カ月勤務ののち、フリースクールを立ち上げた元教員だ。2023年に立ち上げ、24年3月に現在の長野駅近郊に移転した。

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