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「24時間」へのチャレンジを続ける「トヨタとGR」の意図、そして「GR GT」を作る意味はどこにあるのか?

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ル・マン24時間レースでは4年ぶりに総合優勝を果たした(写真:TOYOTA RACING)
ル・マン24時間レースでは4年ぶりに総合優勝を果たした(写真:TOYOTA RACING)
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富士24時間レースを含め、トヨタにおけるスーパー耐久シリーズ参戦の意義は大きく2つある。1つ目は、技術的な観点。

極限の状況で人・クルマを鍛え「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」および「カーボンニュートラルに向けた技術実証」を、仲間とともに加速させること。

2つ目は、モータースポーツ文化のさらなる盛り上がりに貢献することだ。

ル・マンの参戦体制が変わったワケ

一方、ル・マン24時間レースのほうは、昨年までのGRからトヨタレーシングへと参戦体制が変わった。

これに伴い、ル・マン24時間を含めた研究開発拠点であるトヨタGAZOOレーシングヨーロッパ(ドイツ・ケルン市)は、「トヨタレーシング」に名称を変更。

ル・マン24時間レース参戦マシンは、「GR010ハイブリッド」から「TR010ハイブリッド」となった。

今年のル・マン24時間を走った2台の「TR010ハイブリッド」(写真:TOYOTA RACING)

トヨタレーシングは、先行開発技術を通じたモータースポーツ活動に特化し、エンジン開発等において、長期的な技術開発を推進する。いわば、B2B(ビジネス・トゥ・ビジネス)の企業となる。

一方、GRは2007年に豊田章男社長(現会長)とトヨタのマスタードライバーだった成瀬弘氏らがニュル24時間レースに参戦した原点に立ち返る。

GRはモータースポーツを起点としてB2C(ビジネス・トゥ・コンシューマー)に業務を集約する。そのため、GRとして重要度を増すのが、市販GT3レーシングマシン「GR GT3」の存在だ。

市販GT3レーシングマシン「GR GT3」(写真:トヨタ自動車)

ベース車である「GR GT」は、ドライバーファーストを追求して「公道を走るレーシングカー」と定義する、GRのクルマづくりを体現したフラッグシップ・スポーツカーだ。

GR GT3は、そのGR GTをFIA(世界自動車連盟)が規定するレーシングカーのひとつ、GT3カテゴリーに合わせて作られたレーシングカーである。

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