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政府は6月9日、「こどもまんなか実行計画2026」を決定した。増加し続けるこどもの自殺に対して、「『こどもの命と安全を徹底的に守る』大臣プロジェクト2026 第1弾 こども・若者 自殺防止総力戦略」を進めるとしている。
警察庁によると、2025年中の小中高生の自殺は538人となり、4年連続で500人台となり、統計開始以降、過去最多になった。全体の自殺者数は1万9188人で過去最少だったが、なぜか小中高生は5年連続で増加している。

なぜ小中高生の自殺が増えているのか?
警察では、小中高生の自殺の原因・動機を調べている。遺書など生前の言動を裏付ける資料がある場合に加え、家族等の証言から考えうる場合も含め、自殺者1人につき「原因・動機」を4つまで計上している(21年以前は3つ、ただし後に判明した事実があったとしても修正はされない)。
「原因・動機」には家庭問題、健康問題、経済・生活問題、勤務問題、交際問題、学校問題があり、26年は学校問題が251件(小学生4件、中学生90件、高校生157件)で46%を占める。家庭問題(147件、27%)や健康問題(174件、32%)に比べると、高い割合だ。
学校問題が自殺の要因となるのであれば、児童生徒に関わる大人次第では防げる自殺があるのではないか。しかし、「実行計画」でも「大臣プロジェクト」でも、具体的な背景ごとに取り組むような文言はない。

