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震災から15年「東北の鉄道」は復興を遂げたのか 石巻周辺を撮り続けた写真家が見た「真実の姿」

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  • 武川 健太 鉄道写真家・フォトエデュケーター

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仙石線をゆく205系。東日本大震災前後を走り続けてきた(筆者撮影)

日本の鉄道は「あって当たり前」の存在

時間通りにやってくる日本の鉄道の正確さは世界一である。1分の遅延で「大変申し訳ございませんでした」とお詫びが入ることに、利用者はなんの違和感も持たない。鉄道が走っていることは意識することがないほど当たり前なのだ。

しかし、その当たり前は、トラブルが起こったときに尊さに気付かされる。日常的に空気の存在を意識して呼吸をする人はいない。しかし、標高の高い山に登ったり激しい運動をした後は酸素が欲しくてたまらなくなり、空気という存在を意識する。鉄道が走るという日々は空気のようになかなか意識することはないが、それが通常通りではなくなると途端に存在の大きさに気付かされる。

【写真を見る】震災から15年「東北の鉄道」は復興を遂げたのか 石巻周辺を撮り続けた写真家が見た「真実の姿」(17枚)

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