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「職場は部活じゃない」――昭和な体育会系上司の"お気に入り"だった元・野球部社員が、休日の釣りや飲み会に疲れて作った「しないことリスト」

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  • 中島 美鈴 臨床心理士、公認心理師、心理学博士

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上司の強引な誘いを断るにはどうしたらいいでしょうか?(写真:buritora/PIXTA)
学生時代に刷り込まれた「部活動」などの意識が抜けず、上司の誘いを断れない…そんな場面はありませんか?野球部出身の30代会社員・ハヤトさんは、上司の“お気に入り”になってしまい、平日夜の飲みや休日の釣りに誘われ続けています。そこでハヤトさんが勇気を出して作ったのが、「すること・しないこと」リストでした。
※本稿は『会社でいちいち傷つかない 認知行動療法が教える、心を守り成果を出すための考え方と行動』を一部抜粋しています。

 

30代会社員のハヤトさん。苦手な上司と、いつも一緒に外回り。上司は体育会系で、俺についてこい、といういわゆる昭和人間だ。自分自身もずっと野球部で、縦社会で生きてきた。一人の時間も必要だけど上司はおかまいなし。休みの日には釣りに付き合わされる。

全く興味がないし、疲れるばかりだ。なるべく感情を顔に出さないようにしてるけど、正直もう限界だ。でもこれからもずっと一緒にやっていかなければならないかと思うと途方もない気持ちになる。この会社をやめないとこの上司からは離れられないんだろうか。転職するなら40歳までだろうか。

野球部で刷り込まれた「目上には絶対従う」精神

まさに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の事例ですね。ハヤトさん、かなり頑張って付き合っていますね。これほどまでに嫌悪しながら、勤務時間だけでなく休みの日にも付き合っているのは相当のストレスでしょう。仕事に感情を持ち込んではいけないと思いつつ、嫌なものは嫌ですよね。ここまでよく我慢してきました。でもこれがずっと続くのはきつそうです。

また、ハヤトさんの心の中には転職というプランもあるようですが、正直それを具体的な行動に移すほどの段階ではなく、もやもやしているようですね。

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【認知行動療法の視点で捉える】

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