競馬である。
出資馬が3頭も出走、という私にとっての祭は、先週末(12~13日)、はかなく終わってしまった。騎手や調教師にすぐ文句を言うファンたち(よく掲示板に書き込みが見られる)に「素人は黙ってろ」「プロの方々に任せろ」、といつも言っている私ではあるが、今回ばかりはサッカー日本代表の監督の采配を批判する「にわかサッカーファン」並みに、愚痴りたかった。
忘れよう。
競馬人気継続のためにJRAがすべきこととは?
今回は、代わりにJRA(日本中央競馬会)にひとこと「苦情」を言いたい。
もうスタンドの改修は十分だ。京都競馬場も改修で立派になったが、それだけでファンが増えるわけではない。若いファンの多くは馬娘ブームで参入してきただけで、確かに「スタンド綺麗! デートでまた来たい!」と言うかもしれないが、すぐに飽きて来なくなる。
彼女たちを引き留めたいとしても、JRAがまさにキャッチコピーにしているように「HERO IS COMING」、つまり新しいヒーローやヒロインの登場が必要なのである。世界一のイクイノックスが引退した今、NHKの夜7時の総合ニュース(スポーツではない)で、大谷翔平選手、藤井聡太8冠の次のニュースに来るようなスターホースを登場させるのがいちばんだ。
そのためには、フランスの凱旋門賞に勝利して世界制覇をするくらいニュースバリューの価値が高い、あるいは昔のハイセーコー、オグリキャップのように、草の根からの「這い上がり」や「泥まみれ」スターの登場が必要だ。これらに必要なのは、JRAの各競馬場のサーフェス(馬場)の特殊性、ガラパゴス化を防止することだ。スタンドよりも、サーフェスの改修をするべきである。
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