10年前の高級服よりユニクロを着るべき理由 男性の婚活ファッションには「ルール」がある

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午前中などの空いている時間を狙ってお店に行き、積極的に店員さんに相談してください。「婚活に使えるネイビーのジャケットを探している」と具体的に言えば喜んで手伝ってくれるはずです。

洋服で最も重要なのは「サイズ感」です。体型を隠すために大きめの服を着ている人をよく見かけますが、シルエットが崩れてしまって余計に太って見えてしまいます。店員さんに相談して、必ず試着をして適正サイズを確認してください。

とにかく店員さんはどんどん活用しましょう。もちろん、気に入らなければ試着しても買わなくて構いません。

パッと目を引くためには

『おしゃれが苦手でもセンスよく見せる 最強の「服選び」』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

――結婚相談所や婚活サイトを利用する場合、写真がとても重要です。最後に、写真撮影をする際のファッションアドバイスもお願いします。

婚活では、「会ってもらえる確率」を上げることも大事ですよね。写真もやはりジャケパンスタイルが基本ですが、先ほどおすすめしたネイビーのジャケットでは大多数のプロフィールの中に埋没してしまう恐れがあります。パッと目を引くためには明るい色のジャケットを選んだらいかがでしょうか。

たとえば、少し青みが入った明るいグレー、などです。ただし、オーソドックスなスタイルからは外れるので、誰にでも似合うわけではありません。セレクトショップの店員さんなどのプロに相談しながらちゃんと試着をして、自分に似合う「明るい色」を選んでください。

ファッションとは第一印象を大きく左右するものです。好印象を与えるときに最も大事なのは、全体のバランスです。洋服がどんなに決まっていても、髪の毛がボサボサだったらバランスが崩れてしまうでしょう。撮影前にちゃんと美容室に行き、髪と眉毛を整えてもらってください。婚活にも自信が持てるようになるでしょう。

婚活でもビジネスでも中身が大切なのは当然です。だからこそ、外見で損をしないでほしいと思います。あくまでも無難に、マイナス点を取らないようにするだけでいいのです。

※ ※ ※

大山さんによれば、女性は自分よりもオシャレな男性には引いてしまいがちだ。とっつきにくさが出てしまうのだという。ただし、現実には婚活ファッションで目指すべき「80点」に達している男性は少ないと大山さんは指摘する。

古い洋服は捨て、ジャケパンスタイルの基本を認識する。あとはセレクトショップや美容室のプロに相談して任せればいい。簡単かつ迅速に、群を抜いて好印象の男性になるチャンスだ。

大宮 冬洋 ライター

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おおみや とうよう / Toyo Omiya

1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。著書に『30代未婚男』(共著、NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ともに、ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』 (講談社+α新書)など。

読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京や愛知で毎月開催。http://omiyatoyo.com/

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