公益財団法人電気通信普及財団
若手研究者の登竜門「電気通信普及財団賞」が人文学・社会科学部門、テレコム技術部門、テレコム学際研究部門で対象書籍・研究論文を募集中

公益財団法人電気通信普及財団(所在地:東京都港区、理事長:守屋学)では2025年6月1日、若手研究者の登竜門「電気通信普及財団賞」の募集を開始いたしました。
情報通信の可能性は、技術と社会の交差点にこそ広がっています。2025年度電気通信普及財団賞(第41回)では、テレコム人文学・社会科学、テレコムシステム技術、テレコム学際研究の各部門において、情報通信の発展に貢献する優れた対象書籍・研究論文等を広く募集します。なかでも、複数分野の知を結びつけて社会的インパクトをもたらす「テレコム学際研究賞」に注目が集まっています。
学際部門における詳細な研究テーマやキーワードの例は、以下の応募要項をご確認ください。ぜひご応募をお待ちしています。



【応募の対象】
<表彰部門及び応募対象となる書籍・研究論文>
(1)テレコム人文学・社会科学賞

情報社会の変容・進展や情報通信技術が人間や社会に与える影響等、情報通信と法律、経済、社会、文化との関係等について人文学・社会科学的な観点から研究したもので、原則2024年1月1日以降に出版された書籍・学術誌に掲載、または国際会議等で発表された研究論文(以下、書籍・研究論文と略)を対象とします。

(2)テレコムシステム技術賞
情報社会の進展に貢献する情報通信技術の開発、応用等について技術的、工学的観点から研究したものであり、原則2022年1月1日以降に学術誌に掲載または国際会議等で発表された研究論文、および標準化機関で採択された国際標準のもととなった研究論文または寄与文書を対象とします。

(3)テレコム学際研究賞 下の「テレコム学際研究とは」参照
上記(1)テレコム人文学・社会科学賞または (2)テレコムシステム技術賞のいずれにも直接的に該当しない情報通信に関する研究を行ったもので、原則2022年1月1日以降に出版された書籍・研究論文、および標準化機関で採択された国際標準のもととなった研究論文、寄与文書を対象とします。さらに、原則2022年1月1日以降に公開されたサービス、起業、特許等の社会実装の実績を詳細に理解できる国内・国際会議、学会誌、報道発表資料および関連記事も対象とします。

(4)テレコム人文学・社会科学賞生賞
大学の学部もしくは大学院(修士課程または博士課程)在学中に、情報通信の普及、発展、振興について人文学・社会科学の観点から実施した研究をとりまとめた論文をもとに、受賞者を決定します。

(5)テレコムシステム技術学生賞
大学の学部もしくは大学院(修士課程または博士課程)在学中に、情報通信の普及、発展、振興について技術的、工学的観点から実施した研究をとりまとめた論文をもとに、受賞者を決定します。

(6)テレコム学際研究賞学生賞 下の「テレコム学際研究とは」参照
大学の学部もしくは大学院(修士課程または博士課程)在学中に、上記(4)テレコム人文学・社会科学学生賞または (5)テレコムシステム技術学生賞のいずれにも直接的に該当しない情報通信に関する研究を実施してとりまとめた論文ならびにサービス、起業、特許等の社会実装の実績を詳細に理解できる国内・国際会議、学会誌、報道発表資料および関連記事をもとに、受賞者を決定します。

※テレコム学際研究とは
- 社会的な課題を情報通信技術の視点から解決しようとする研究
- 情報通信技術に立脚し、社会的価値創造(学術的な貢献に加え、経済的、社会生活の利便性、産業、政策等)を行う研究
- 情報通信技術の社会実装とともにそれによって発生する、新たな社会的課題、政策課題等に関する研究
- 社会のあり方を大きく変革・転換させることを先導するような情報通信に関する研究
- 人文学・社会科学・自然科学という既成の枠を超えるような情報通信に関する研究
なお、複数の学問分野の関係する論文が、並列的に並べられているものではなく、互いに有機的に関連していることが必要です。これまでの度応募作品におけるキーワードについては、応募要項の最終ページをご参照ください。

<応募の対象者>
(1)テレコム人文学・社会科学賞
(2)テレコムシステム技術賞
(3)テレコム学際研究賞

書籍・研究論文等の著者(著者および共著者)
若手研究者の方の研究活動に着目するようにしています。

(4)テレコム社会科学学生賞
(5)テレコムシステム技術学生賞
(6)テレコム学際研究賞学生賞

応募時において在学中であるか、卒業・修了後1年未満であること。
かつ、大学の学部もしくは大学院(修士課程または博士課程)に在学中に研究内容をとりまとめ、学会等に論文を投稿した方。
投稿時に在学中であった論文が対象であり、卒業・修了後に投稿した論文は対象外です。

【表彰金及び件数】
(1)テレコム人文学・社会科学賞
(2)テレコムシステム技術賞
(3)テレコム学際研究賞
それぞれについて、
入賞5件以内(賞金各100万円)
奨励賞数件程度(賞金各50万円)
きわめて優れた書籍・論文等に対する特別賞(1件につき200万円)を授与します。

(4)テレコム社会科学学生賞
(5)テレコムシステム技術学生賞
(6)テレコム学際研究賞学生賞
それぞれについて、
入賞10件以内(賞金各50万円)
奨励賞5件程度(賞金各30万円)
きわめて優れた書籍・論文等に対しする学生賞最優秀賞(1件につき80万円以上)を授与します。

【募集期間】
応募エントリーは、2025年8月31日 午後5時まで
書類の郵送は、2025年8月31日(消印有効)
※締切後すぐ審査が開始されますので、ゆとりを持って応募専用フォームからのエントリーを済ませて、応募書類一式をご郵送ください。

【応募方法】
応募用紙やその他の必要書類のダウンロード、応募手順の確認、応募用紙記入時の注意事項、応募先等は電気通信普及財団賞のホームページをご覧ください。(URLは以下のとおり)

(推薦書の提出について)
テレコム人文学・社会科学賞、テレコムシステム技術賞、テレコム学際研究賞において推薦書は「任意」ですが、著者以外からの推薦書とします。(第38回より変更)
技術学生及び学際学生は、先生等の推薦が「必須」で、学生の貢献度などの証明となります(推薦書の様式あり)。
社会学生は、単著の場合において「任意」、学生以外の共著者がいる場合は「必須」です(推薦書の様式あり)。

◎応募要項、応募用紙ダウンロード、必要書類一覧、応募手順等はこちらから
https://www.taf.or.jp/award/

◎推薦書の押印省略について
推薦者の了解を得ている場合は、押印省略可とします。
その場合、財団事務局より推薦者に連絡の上、推薦意思を確認します。

(テレコムシステム技術賞、テレコム学際研究賞、テレコムシステム技術賞(同学生賞)に応募される方は必要書類を郵送するほか、電気通信普及財団の電子申請システムにてマイページを取得し、必要書類を全てPDFファイルで提出していただきます。)こちらの登録期日も、2025年8月31日となっています。

【選考結果】
2026年3月に受賞者の方に通知し、当財団のホームページ等に掲載します。
受賞分野については、審査員の判断により変更することがあります(受賞分野変更のうえ受賞された場合の応諾については、ご本人に確認します)。

【その他】
- 受賞者には、当財団のホームページ等への掲載のための情報提供や、当財団主催のイベント等における受賞書籍・研究論文に関するプレゼンテーション等のご協力をいただきます。
- 応募に関し記載された個人情報については、法令および当財団の内部規程に従い、適切に取り扱います。
- 受賞者の氏名、書籍・研究論文等の名称、賞金額について一般に公開します。また、これらの受賞に関する情報を公益財団法人助成団体センターに提供します。
- 応募書類および書籍・研究論文等は返却しません。
- 応募に際しては、応募時および書籍・研究論文投稿時の著作者の所属、役職、学年を応募申込書の所定欄に記載していただきます。

【お問い合わせ】
電気通信普及財団賞事務局(土日祝は休業)
お問い合わせフォーム:https://www.icr.co.jp/taf/contact.html
電話:03-3663-8024(受付時間:平日10:00~17:00)

※電気通信普及財団賞の事務局運営に係わる業務は、公益財団法人電気通信普及財団が株式会社情報通信総合研究 所に委託しております。
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