学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
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救われてんじゃねえよ上村裕香/著
書籍・電子書籍あり
主人公の沙智は、難病の母を介護しながら高校に通う17歳。母の排泄介助をしていると言ったら、担任の先生におおげさなくらい同情された。「わたしは不幸自慢スカウターで言えば結構戦闘力高めなんだと思う」。そんな彼女を生かしたのは、くだらない奇跡だった。選考委員が大絶賛した「R-18文学賞」大賞受賞作。
1,540円(税込)
購入リンク:https://www.shinchosha.co.jp/order/356231

上村裕香さんから出版に寄せて
文芸創作を学べる大学があることを知ったのは、18歳のときでした。作家になりたい一心で、京都で一人暮らしをはじめ、互いの小説についてああでもないこうでもないと深夜まで話せる学友や恩師と出会い、4年間。ずっと「おもしろい小説を書く」ことだけ考えていた大学生活でした。大学院に進学して環境は変わっても、文芸表現学科での亜空間みたいな日々はわたしの創作の根っこにあります。
大学3年生の春に第21回「女による女のためのR-18文学賞」を受賞し、授賞式では「賞と同い年なんだね!」と声をかけていただくことがよくありました。デビュー後は、これまでの受賞者の方々の華々しい活躍を目にして、はやく単著を出さねば……と焦ることも。そんなとき、悩みを聞いてくれたのは大学の先輩や恩師、そしてR-18文学賞出身の先輩方でした。

多くの方々のお力添えをいただき、初の単行本ができました。ありがたい! ちょっぴり怖さもあります。難病の母を介護する女子高生・沙智の苦悩と葛藤と救いが、読者の方々にどう受け止められるのか。怖さはちょっぴりだけです。3%くらい。97%はワクワクしています。ぜひ、書店で手にとってみてください。よろしくお願いします。


上村裕香(カミムラ・ユタカ)2000年佐賀県佐賀市生まれ。京都芸術大学大学院在学中。「救われてんじゃねえよ」で第21回「女による女のためのR-18文学賞」大賞受賞。

上村さんを輩出した「文芸表現学科 クリエイティブ・ライティングコース」とは
「クリエイティブ・ライティングコース」は、単なる創作指導に留まらず、文芸を「社会で生かす」ことを重視した実践的なカリキュラムが特徴的で、小説家、脚本家、ライター、編集者など、「ことばのプロ」としての可能性を広げるコースです。文芸表現の基礎から応用まで、実践的な学びを提供しています。https://www.kyoto-art.ac.jp/department/creative/

京都芸術大学 
https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
所在地:〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成:10学科24コース(美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科)
在籍者数:4,114名(芸術学部 正科生、2024年5月現在)
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