視覚障害の子の「さわる授業」、すべてに共通する「学びの本質」がここにある

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動物の骨を両手でさわって特徴をつかんでいく
100円玉と500円玉を使って目の大きさを観察する
武井洋子 (たけい・ようこ)筑波大学附属視覚特別支援学校理科教諭1962年生まれ。筑波大学大学院修了後、神奈川の県立高校教諭を経て1990年、筑波大学附属視覚特別支援学校に赴任。同校で1975年から続く中学1年の生物の授業を引き継ぎ、「さわる授業」を実践している。視覚障害のある生徒たちに科学の魅力を伝える「科学へジャンプ」にも携わり、各地で実験や観察の楽しさを紹介している。公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)の自然観察指導員として、身体の不自由な方、子どもからお年寄りまで誰でも参加できる自然観察会「ネイチュア・フィーリング」にも参画(写真:武井氏提供)
めずらしく都心でひょうが降ったため、授業の最初にみんなで観察した
授業のあと、先生たちをまじえた振り返りの様子(撮影:筑波大学附属視覚特別支援学校)
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