有料会員登録
ライフ #肉体派ライターのガチ検証

「人口5000人→わずか32人」の衝撃…瀬戸内海に浮かぶ《廃墟の島》で見た、異世界のような光景

7分で読める
岡山県「犬島」の光景
「廃墟化した約120年前の精錬所」「崩壊しそうな煙突」…人口5000人→32人。岡山県「犬島」で見た衝撃の光景(写真:筆者撮影)
  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

INDEX

瀬戸内海に浮かぶ、岡山市唯一の有人離島「犬島」……島の周囲は約3.6キロ。東京ディズニーシーと同じくらいの大きさで、徒歩1時間もあれば島を1周できる。島の人口は、令和8年9月の岡山市の住民基本台帳によると32名。

犬島では昔、採石業が盛んだった。大阪城の桜門を入った正面広場には、犬島から運ばれた巨石が存在感を放っている。明治〜大正時代には銅の精錬所が建設されるなど、最盛期には5000~6000人が島で暮らしていたそうだ。しかし銅相場の暴落により、精錬所は1909年の操業から約10年で稼働停止→急激に人口が減少し、精錬所は廃墟化した。

公共交通機関でのアクセスは微妙

犬島には1世紀以上前に建築された銅の精錬所、明治~大正時代の「産業遺跡」が良質な形で現在も残されている。一部の観光客からは「まるでラピュタみたい」「ディストピア感がやばい」といった声もあるようだ。いったいどのような景色が広がっているのか、自分の目で確かめてきた。

後述する『犬島精錬所美術館』のツアーで、ガイドさんが紹介してくれた過去の犬島の写真(写真:筆者撮影)
精錬所の煙突(写真:筆者撮影)

犬島へのアクセスは、正直かなりイマイチ。犬島と本島を結ぶフェリーは、新幹線の止まる岡山駅からバスで約1時間の距離にある「宝伝港」から発着している。フェリーは1日6~8往復しているが、岡山駅発着のバスは土日祝など限定的な運行で、平日は運行していない。さらに運行本数は、なんと1日1往復のみ。

岡山駅〜宝伝港を結ぶバス。大人料金は片道880円(写真:筆者撮影)
バスの運行日。岡山駅東口9時52分発~宝伝港バス停10時45分着。宝伝港バス停16時05分発~岡山駅東口17時05分着(画像:岡山市公式サイトよりスクリーンショット)
筆者が乗船したフェリー。乗船時間は約10分。料金は大人片道600円(写真:筆者撮影)
【写真を見る】「人口5000人→わずか32人」の衝撃…瀬戸内海に浮かぶ《廃墟の島》で見た、異世界のような光景(23枚)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数