岡山県岡山市・瀬戸内海に浮かぶ「犬島」は、かつて採石業と銅精錬業で栄えた。ピーク時には5000~6000人が暮らしていたそうだ。しかし同相場の暴落により1919年、建設から約10年で精錬所が操業停止→急激に人口が減少し、精錬所は廃墟化。島の人口は2026年9月時点で32人(岡山市・住民基本台帳を参照)。
犬島にはコンビニやスーパーは1軒もない。その一方で、廃墟化した民家や空き家は点在している。いったい犬島ではどのような光景が広がっているのか。本稿で詳しく紹介したい。
人口32名の島「衝撃の光景」
犬島の大きさは東京ディズニーシーと同じくらいで、周囲約3.6キロ。徒歩1時間もあれば島を1周できる。今回私は1泊2日で犬島を訪れ、昼と夜に1周ずつ島を歩き回った。私が犬島で見た光景がこれだ。
屋根が崩壊した家。まるで甲子園球場のようにツタで覆われた空き家。塀と扉が放置された住居の跡地。窓ガラスが割れて土埃がたまった居室。外壁が崩れて中の木枠が露出している一軒家……島にはたくさんの廃墟や空き家の姿があった。


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