島では「生活音」がほとんど聞こえない。聞こえてくるのはトンビやカラスの鳴き声、波の音や風の音など、人間以外が発する音ばかり。島に滞在中、車が走っている姿は1度しか見なかった。都会の喧騒から離れ、非日常という贅沢を味わうことができる犬島は、心のリフレッシュをするのに最適な場所で間違いないだろう。
ちなみに私が犬島で過ごしたのは金曜と土曜なのだけど、土曜は小学生のボーイスカウトの集団や外国人観光客など、パラパラと人が歩いていた。島民や観光客を合わせて、100人くらいの人が島で過ごしていたように思う。
カリフォルニアから来たアメリカ人夫婦は、30年ぶりに日本観光に来たと言っていた。1カ月ほど滞在するそうで、富山や和歌山などの観光地を巡った後、犬島へ来島したそうだ。金髪白人の外国人は他にも2組くらい見かけた。アジア系の外国人も散見されるなど、インバウンド観光客に一定の人気があることがうかがえる。
犬島ならではのグルメを堪能
犬島では現在、全部で6軒の飲食店が営業している。犬島ならではの料理を提供している店もあり、例えば前述した『カフェスタンド くるり』では、島でとれた果物を使ったクラフトビールを販売している。私はキウイのビール(税込800円・度数4%)を飲んだ。サワーみたいに爽やかな味わいで、うん、旨い!
フェリーの発着する港から徒歩10秒の距離には『犬島チケットセンターカフェ』が営業している。私は犬島精錬所美術館で育てた金柑ジャムを使った『犬島季節のジャムパン』(税込380円)と、この地域で昔から食べられてきた『犬島ぜんざい』(税込780円+トッピングアイス税込100円)を注文した。


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