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キャリア・教育 #近視は病気です

「魚に合わせて水を変える」 元コピーライターが全盲の息子をきっかけに考えた、社会のつくり方とは?

7分で読める
澤田智洋氏と窪田良氏
澤田氏が長男の誕生を機にたどり着いた発想とは?(写真はいずれも本人提供)
  • 澤田 智洋 コピーライター、世界ゆるスポーツ協会代表理事
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO

INDEX

「見えない」ことを、本人の努力だけで乗り越えるべき課題として捉えるのか。それとも、社会の側にある参加しにくさを変える出発点にするのか。福祉クリエイターで世界ゆるスポーツ協会代表理事の澤田智洋氏と、『近視は病気です』(小社刊)の著者で眼科医の窪田良氏が、視覚障害とスポーツ、テクノロジーの可能性を語り合った。第1回は、澤田氏が長男の誕生を機にたどり着いた「魚に合わせて水をつくる」という発想を追う。

息子が生きやすい社会を、どうつくるか

『近視は病気です』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

窪田:まずは、澤田さんのこれまでのご経歴について伺いたいです。

澤田:私はコピーライターとして20年ほど、言葉を起点にさまざまな仕事をしてきました。広告キャンペーンや国際会議のプロデュース、東京パラリンピック閉会式の企画・クリエイティブディレクションなどです。

一方で、息子は先天的に全盲で、知的障害と自閉スペクトラム症があります。盲重複障害と呼ばれる状態です。彼の誕生をきっかけに、彼が生きやすい社会をどうつくるかという観点で、さまざまな事業を進めるようになりました。親として、できることはすべてやっていこうという思いがあります。

窪田:親として、できることをすべてやっていこうとされている。その強い責任感が、活動の根底にあるのですね。非常に重要な取り組みだと感じます。

澤田:ありがとうございます。そして、その一つが、「世界ゆるスポーツ協会」です。障害の有無、高齢か、妊娠中か、けがをしているかにかかわらず、楽しめるスポーツをつくっています。これまでに約130の競技を開発してきました。

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