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ライフ #法医学者がみた「働き盛りの死」の正体

50歳男性はなぜ対向車線に飛び出したのか?バターのように溶けた脳…解剖医が語る「すぐ病院に行くべきだった」初期症状

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車
(写真:takagix / PIXTA)

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通い慣れているはずの通勤路で交通事故を起こして亡くなった50歳の会社員男性。彼はなぜ事故を起こしたのか。そこには思いがけない原因がありました。

サンド伊達さんも…「脳梗塞」の初期症状

先般、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおさんが脳梗塞で入院加療していることが明らかになりました。

伊達さんの場合、ご本人が「しゃべれないんだけど」と訴え、相方の富澤たけしさんらがすぐに病院に行くよう促したことで迅速な治療につながったといわれています。

私も前職で勤務していたときに、脳梗塞の初期症状を目撃したことがあります。当時の上司である教授が職場で脳梗塞を発症したのです。

教授は普段スリッパを履いて、「ペターン、ペターン」という独特な足音を立てて歩くのが常でした。足音が聞こえると「あっ、教授が来た」とすぐわかったものです。

ところがある日「ペタ、ペタ」という初めて聞く足音が。誰だろう?と思ったら、現れたのは教授でした。しかも片手で顔を押さえています。

「どうしたんですか?」

「なんか目が見えなくなったんだけど……」

手をどけてもらうと、顔の片側がだらーんと垂れ下がっています。

「うわ、アポってる! このソファに横になってください!」

「アポってる」とは医者の間で使われるいわゆる「業界用語」で、「脳卒中(Apoplexy)を起こしている」という意味です。

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