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進化心理学で読み解く、大阪人に個人主義でストレートな「アメリカ人」のような人が多い理由

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大阪の街を歩く女性
大阪の人がオープンで率直であることには、商人の町ならではの事情があるようです(写真:tabiphoto/PIXTA)

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私たち人間は1人ぼっちだと孤独感や疎外感を感じるが、その反面、集団行動を強いられると面倒に感じ、自由気ままに、1人でやりたいことや好きなことに没頭したくもなる。
今回、そんな人間の本質に進化心理学で迫り、左派と右派、女性と男性、集団主義と個人主義など、ヒトとその社会を「つながり」と「自主性」という2つの欲求の綱引きで説明するとともに、現代人の不幸の原因はこの2つの欲求のバランスの崩れにあると指摘する『誰かと一緒にいたいけど、1人になりたい:つながりと自主性の進化心理学』について、明治大学情報コミュニケーション学部教授で認知科学が専門の石川幹人氏に話を聞いた。前編に引き続いてお届けする。

日本人はなぜ「集団先行」なのか

『誰かと一緒にいたいけど、1人になりたい:つながりと自主性の進化心理学』(書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

日本は集団主義と言われますが、私は「集団先行」だと考えています。まずみんなが集団に向いていて、集団が得意な人はそこでうまくやっていく道がありますし、一人でやりたい人は、そういう生き方を許してくれる集団を探すことになります。

今はフリーランスなどでやっていけますが、昔なら、ホンダ技研のように、社長が「今はうまくいかなくても10年やってみなさい」と言えばやらせてもらえるという環境がありました。

つまり、最初に組織を作り、そのメンバーになることによって安心を得て、みんなと協力しながら集団を盛り立てて、集団に利益が上がることで自分にも利益が返ってくる。まさしく狩猟採集時代にやっていた行動傾向を、日本人はそのまま追求しているということになります。

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