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ライフ #カラスに蹴られるその日まで

"カラスの裁判"どころか…「アンタ、どこ中?」ヤンキーさながらのカラスの喧嘩、集団でフルボッコにする衝撃の結末

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カラスの喧嘩
「カラスの裁判」と呼ばれる一見知的な状況も、実態はヤンキー顔負けの喧嘩なのです(イラスト:タナカケンイチロウ)
  • 松原 始 動物行動学者、東京大学総合研究博物館・特任准教授

INDEX

中学校の入学翌日の思い出。

教室に向かって廊下を歩いていたら、ちょっとヤンチャそうな奴が立ちはだかった。初対面、ということは小学校が違ったのだろう。避けようとしたらまたブロックされ、結局、廊下でがっちり組んで力比べが始まった。

当たり前だが、その辺の教室の連中も勝負の行方を見ている。

相手のほうが背が高かったのだが、結局、彼は「こいつ、むっちゃパワーあるわ!」と笑って去って行った。

「最初にガツンとシメとかないとナメられる」などと物騒なことは言わないが、あの一件は多少、その後の学校生活を楽なものにしたかもしれない。

カラスの雛も独立し、やがて…

カラスの雛は巣立ち後数カ月で親の縄張りを出て独立する。

実際には出て行ったと思ったらすぐ戻って来たりもするようだが(確実な識別ではないのだが、数日見なかった若鳥をまた見かける――しかも親鳥もあまり追い出さない――といった例はよく見る)、まあ、いずれは出てゆく。

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