有料会員登録
ビジネス

月8000個売れることも…"喫煙者のオアシス"銀座ルノアール、「ザッハトルテ」のヒットでつかんだ女性と若者という新鉱脈

9分で読める
喫茶室ルノアール
「喫茶室ルノアール」には新商品の「ザッハトルテ」目当てで訪れる客も多い(写真:筆者撮影)

INDEX

厚みのある絨毯に半円型の赤いソファ、ゆとりをもって配置されたテーブルにはスーツを着たビジネスマンらしき人の姿が――。

これはある平日の昼、東京・中野にある「喫茶室ルノアール」を訪れた時の風景だ。場所や時間帯によって客層は多少異なるものの、基本的にはどの店舗でも似たような光景が見られる。

喫茶室ルノアール ナカノサウステラ店(写真:筆者撮影)
【写真を見る】月8000個売れることも…"喫煙者のオアシス"銀座ルノアール、「ザッハトルテ」のヒットでつかんだ女性と若者という新鉱脈(13枚)

やや高価ながら、上質な空間が享受できることを"売り"にファンを獲得してきた喫茶チェーンは、2026年を勝負の年と位置づける。

6年かかって赤字から回復

「やっと業績不振を脱したのが昨年。(すべての利益段階で)赤字から回復するまで実に6年かかりました」

「喫茶室ルノアール」を運営する銀座ルノアールの岡崎裕成社長はこう語る。

安定していたルノアールの経営状況が一変したのは20年だ。

岡崎社長は「コロナ対応が遅かったんです」と明かす。競合がテイクアウトや非接触でのサービスに素早く舵を切る中、前代未聞の事態に対応できず、長いこと"様子見"をしてしまったのだという。

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数