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月8000個売れることも…"喫煙者のオアシス"銀座ルノアール、「ザッハトルテ」のヒットでつかんだ女性と若者という新鉱脈

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喫茶室ルノアール
「喫茶室ルノアール」には新商品の「ザッハトルテ」目当てで訪れる客も多い(写真:筆者撮影)
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筆者も「喫茶室ルノアール」を利用したことはあるが、そういえばフードを頼んだことはない。なんとなく、「食事をする場所ではない」という感覚を持っていたことに気づかされた。

「喫茶室ルノアール」のフードの実食ルポ

この機会に、食べたことのない商品を食べてみることにした。正直な感想を以下に記す(※商品とメニュー表の写真についてはいずれも取材時のものなので、価格や食材が変更になっている場合がある)。

・ミックスサンドウィッチ

たまごがふわふわでおいしい。パンもふわふわ。個人的には焼いたカリっとしたパンが好きなので、「トーストも選べるともっといいのに」と思ったが、完全に好みの問題。

ミックスサンドウィッチ(550円)。ハムよりも圧倒的にたまごの存在感が強いと思った(写真:筆者撮影)

・ピザトースト

サンドウィッチより値段が高いので「ええ?」と思ったが、運ばれてきた商品を見て納得した。異様に分厚い。軽食のボリュームではない。恐らくルノアールのナンバーワン"逆写真詐欺"メニューだと思う。

厚みに驚かされたピザトースト(600円)。流行りの"逆写真詐欺"を狙っているというわけではないようだが…(写真:筆者撮影)
3つ切りになっている(写真:筆者撮影)

・ザッハトルテ

SNSでバズったザッハトルテ。これもサイズが大きい。外側のチョコがパリパリで、中のケーキにはラズベリーソースが入っている。確かにおいしいが、冬に食べたい味だと感じた(取材は真夏だった)。コーヒーとの相性がいい。

SNSで話題になったザッハトルテ(860円)(写真:筆者撮影)
思っているよりふた回りくらい大きい。有料でホイップクリームをつけることもできる(写真:筆者撮影)

・黒蜜ミルク

ルノアール常連の知人におすすめされた「黒蜜ミルク」。メニューの隅の目立たないところにあって商品写真も載っていないので、すすめられなければ絶対に頼まなかったと思う。甘いがしつこくはなく、思いのほか飲みやすかった。台湾のタピオカドリンクの定番の味に似ている気もした。

知人にすすめられた黒蜜ミルクIced(960円)。打ち合わせの仕事が多い知人は週に何度も喫茶室ルノアールを利用するヘビーユーザー。コーヒーに飽きてしまったので黒蜜ミルクを頼んでみたところ、とてもおいしかったので布教活動をしているらしい(写真:筆者撮影)

課題である看板メニューの開発を着々とを進める同社だが、いまだ解決に苦慮している独特な問題も存在する。たとえば消費者が持つこのようなイメージだ。

「ルノアールってマルチがよくいるから怖い」

最近はその印象も薄くなってはきたが、ルノアールに来店した客による「隣の席でマルチが勧誘している」といったSNSでの報告は枚挙にいとまがなく、「マルチの勧誘を見るのが楽しみで通っている」などとふかす人すらいる始末だ。

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