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「糖の貯蔵庫」筋肉を鍛えて 血糖値をコントロールせよ
糖尿病(特に2型糖尿病)とは、インスリンというホルモンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」などが原因で、血液中の糖分(血糖)のコントロールがうまくいかなくなる病気です。
これは単なる「血糖値が高い状態」にとどまらず、肥満や加齢、運動不足などが複雑に絡み合い、全身の健康を脅かす世界的な問題となっています。
実は、私たちが食事で摂った糖分の約80%は筋肉に取り込まれるのですが、糖尿病になるとこの機能が低下してしまいます。つまり、筋肉が元気をなくし、糖を吸い取れなくなっている状態とも言えるのです。
「糖尿病の予備軍と言われたけれど、何をすればいいのかわからない」
「血糖値を下げるには、ひたすら歩くしかないと思っている」
「ジムに通うべきか、家で手軽に済ませようか迷っている」
これまでの常識では、血糖値のコントロールといえば食事制限と有酸素運動が定石でした。しかし、最新のスポーツ科学は、そこに新たな、そして強力な選択肢を提示しています。
それが「筋トレ」です。
2025年に報告された複数の最新メタアナリシスによって、筋トレが糖尿病、特に2型糖尿病患者の身体にどのような変化をもたらすかが明らかになりました。それは単に「カロリーを消費する」というレベルの話ではありません。筋肉そのものが、血糖値をコントロールし、体内の炎症を抑える「臓器」として機能し始めるのです。


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