つまり、筋トレは単にカロリーを消費するだけでなく、身体のシステムそのものを「血糖値を下げやすいモード」に書き換えてくれるのです。
家での筋トレは血糖値改善に「効果なし」!?
「忙しいから家でやろう」「ジムに行くのはハードルが高い」と考えて、自宅での筋トレ(家トレ)を選んでいる人も多いでしょう。しかし、血糖値の改善(HbA1cの低下)という一点において、興味深いデータが示されました。
2025年、ドイツ体育大学ケルンのベルグらが報告した調査によると、ジムで行う筋トレと、自宅で行う筋トレの効果を比較したところ、その結果には大きな差があったのです。
ジムで筋トレを行ったグループでは、HbA1cが0.39%下がりました。これに対し、家で筋トレを行ったグループでは、HbA1cの変化量はプラス0.12%。つまり、統計学的に見て「効果なし」という判定が下されたのです。
なぜ、これほどの差がついたのでしょうか。ベルグらは、その要因として、監視の目と負荷の調整を指摘しています。
ジムではトレーナーや周囲の目があり、正しいフォームや適切な重さでトレーニングを行うことができますが、自宅ではどうしても自分に甘くなり、強度が不足したり、サボったりしがちになります。


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