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「血糖値が高め」の人へ、痩せなくても改善できる? "薬物療法に匹敵"する効果も、最新研究でわかった「筋トレ」の実力

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ジムでトレーニングする人々
有酸素運動だけでなく筋トレも血糖値のコントロールに有効だということがわかってきた(写真:maroke/PIXTA)
  • 庵野 拓将 理学療法士、トレーナー、博士(医学)
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本項では、最新の論文データをもとに、筋トレが糖尿病やメタボリックシンドロームに与える効果と、その効果を最大化するための具体的な方法論について、科学的に正しい「新常識」を解説していきます。

なぜダンベルを持つべきなのか、その理由を明確にしていきましょう。

有酸素運動だけじゃない!筋トレも血糖値改善に寄与する

「血糖値の管理にはウォーキングが有効」という従来の通説に加え、近年では新たな知見が蓄積されつつあります。最新の研究データは、「筋トレもまた、有力な血糖コントロール手段となり得る」ことを示唆しています。

2025年、河南師範大学のワンらが行った、50歳以上の2型糖尿病患者2012名を対象とした大規模なメタアナリシスに注目してみましょう。この研究では、筋トレを行ったグループと行わなかったグループを比較解析し、注目すべき結果が報告されました。

筋トレを行ったグループでは、空腹時血糖値において平均で約7mg/dLの低下が認められました。

(画像:『科学的に正しい筋トレ大全』より)
【写真を見る】「血糖値が高め」の人へ、痩せなくても改善できる? "薬物療法に匹敵"する効果も、最新研究でわかった「筋トレ」の実力(3枚)

さらに、過去1~2か月の血糖状態を反映する重要指標である「HbA1c」においても、0.55%の低下傾向が示されました。

「0.55%」という数値は一見小さいように思われるかもしれませんが、糖尿病治療の臨床現場において、HbA1cが0.5%低下することは、薬物療法に匹敵し得る重要な意義を持つと考えられています。

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