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「休ませたままでいい?」不登校35万人、ひきこもり100万人…元ひきこもり在宅医が伝える"無理させない"と"放置"の違い

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ひきこもりの未来を開く80のヒント
不登校の本人やその家族に「本当に寄り添う」とはどういうことなのでしょうか?(写真:beauty-box/PIXTA)

INDEX

内閣府の推計では、ひきこもり状態にある若者・成人(15歳~64歳)は100万人規模。一方、不登校は低年齢化が進み、文科省の統計によると、小中学生では約35万人を超え、過去最多を更新し続けています。
ひきこもり・不登校に対しては「頑張らなくていい」という指導が定着し、多くの命を救ってきました。しかし、それだけでは本当の意味でひきこもり・不登校の人たちを救えない、と山中光茂医師は感じています。
自身も小・中・高とひきこもり・不登校を経験、現在は在宅診療医として多くの家庭を訪問し、ひきこもりの現実と対峙している山中医師が考える、ひきこもりの「社会的処方箋」とは(『ひきこもりの未来を開く80のヒント』より一部抜粋、編集してお届けします)。

「みんなとは違う自分」への不安

■数字は冷たい。だが、現実はもっと冷たい

私の子どもの頃――もう半世紀近く前になりますが、不登校の子どもは「クラスに1人か2人」という感覚でした。

私自身も、いわゆる典型的な「ひきこもり」でした。たまたま、親が「そのままでもいいよ」という姿勢でいてくれたことに、救われた部分があります。けれど、「学校に行かなくていいから安心」ではありませんでした。

「みんなとは違う自分」への不安。子どもとして社会に入れない惨めさ。当時から、私はずっと抱えていました。

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