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「スマホを見ながら勉強できる」は大間違い…東大教授が警告「気づかないうちに学力が落ちる」"ながら勉強"の怖い実態

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カフェでスマホを見ながら勉強をする学生
さまざまな研究から、人間は基本的にマルチタスクができないことがわかっています(写真:miyuki ogura/PIXTA)
  • 山内 祐平 東京大学大学院 情報学環 教授

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「スマホを見ながらでも勉強できている」と感じる人ほど、実は理解も記憶も落ちている――!?
本記事は山内祐平著『東大教授が教える AI時代の勉強法 高校生の未来をひらく最強の学び方』の一部を抜粋・再編集。
人間は基本的にマルチタスクができないとする研究や、勉強中に連続ドラマを見ると宿題の正確性がはっきり下がるとする実験結果など、具体的なデータをもとに、集中力を守る環境の整え方とスマホとのつきあい方を解説します。

勉強の前に環境を整える

最初に伝えたいのは、勉強を始める前に環境を整えなければならないということです。勉強をはかどらせるには、そもそも頭がきちんと動く状態を作れていなければなりません。

そのためにはまず、睡眠時間を確保することが基本中の基本です。さまざまな研究から、睡眠不足は集中力、記憶力、課題をやり切る力に悪影響を与えることが明らかになっています。

特にやってしまいがちなのが、テスト前に夜更かしをしたり、ひどいときは徹夜したりすることです。睡眠が不足すると記憶が定着しにくいことがわかっていますから、覚えたはずの知識が試験当日に思い出せなくなります。

高校生の場合、一般的には1日8時間の睡眠を目標にスケジュールを組むことが重要だとされています。統計を見ると8時間の睡眠を確保できていない人が多いので、これは簡単な目標ではないかもしれませんが、できるかぎり1日8時間を守るようにしましょう。

なお、週末に寝だめをしても、平日の睡眠不足の埋め合わせにはなりません。毎日きちんと寝ることを重視してスケジュールを組む必要があります。

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