――JSRの上場廃止から2年が過ぎました。この間、生成AIに起因した半導体需要が爆発しています。
誰もここまで急速にAIが立ち上がるとは読めなかったのではないか。私が東京エレクトロン(TEL)に在籍していた2013年当時、TELとアプライドマテリアルズの経営統合が発表された。そのときは「もう半導体市場は伸びない」という認識で再編に動いたが(15年に独占禁止法などの問題で白紙撤回)、それに比べれば本当に大きな変わりようだ。
だからこそ半導体業界の先行きは誰にもわからない。最近も「市場が下振れするのではないか」と懸念する声が聞かれるが、需要は戻っている。過去の不況時に、売上高が半減する経験を繰り返してきた立場からすると、10~15%程度の減少で大騒ぎするなんて業界をわかっていないなと思ってしまう。
いちばん苦しめられたのはLBOローン
――JSR非上場化の背景の1つとして、前社長が日本のレジストメーカー再編による規模拡大の重要性について語っていました。業界再編については、どのように考えていますか。
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