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「町の人口がどんどん減って、入院できる病院もない。これ、日本の最先端なんですよ」
笠置町長・山本篤志さん(55)は、前編でそう言い切った。京都府の南部、相楽(そうらく)郡笠置(かさぎ)
告示1週間前の出馬表明、公約は「スラスラ書けた」
山本さんは1970年、笠置町で生まれた。父方の実家が町内にあったが、1歳前後に父の仕事の都合で隣接する木津川市山城町へ引っ越し、育った。一人っ子で、鉄道好きな少年。小学校高学年の頃には「プログラマーになる」と言って、父のマイコンを借りて没頭するようになる。
中高では吹奏楽部でトロンボーンやパーカッションを担当し、坂本龍一らのYMOに影響を受けてコンピューター音楽にも憧れた。京都府立商業高校情報処理科(現・京都すばる高校)を卒業して、IT関連の仕事ができる八幡市役所に就職した。
以来28年、税務とITを掛け合わせた業務改善に携わった。
「業務時間や時間外が100何時間もあったやつを、10時間に減らすとか、そういうのをずっとやってきましたね」
固定資産税の管理システムにも貢献し、全国から視察や講演の依頼が年10回ほど舞い込んだ。しかし八幡市役所新庁舎の建て替え計画が持ち上がり、2023年に開庁予定が決まった。それに伴い、山本さんは2018年に住民と接することのない内部の部署へ異動を命じられる。


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